データで見るGdbG
GroundbreakinG in Data
最新作「BOFXVII COMPILATION ALBUM」で13作目となったGroundbreakinG。色んな面からこれまでのアルバムのデータを集計してみました。
この企画が時を経てどのような変化をしてきたのか?GdbGらしさとはなんなのか?そんな疑問に対する答えがここから見えてくる…かもしれません。
曲数で見るGdbG
- 収録数32曲からスタートしたGdbGですが、徐々にそのボリュームは増加しています。
- 2019で収録曲数が大幅にアップしているのが目立ちます。BOFの登録数は低めの年だったのになぜでしょうか…。
アーティスト数で見るGdbG
参加アーティストの推移(国内/海外)
参加アーティストの推移(新規参加者の数)
- 2010と2015で収録曲数より参加人数がやたら多いことが目立ちます。これは大人数での合作曲が収録されているからです。
- 海外からの参加割合は近年特に増加しています。BMS文化のグローバル化の一端を見ることができます。
- 今年(2021)は参加経験ありの方の参加が多めでした。
- GdbGは常連作者のイメージが強いかもしれませんが、最近でも3割ほどは新しく参加してくださった方々です。
BPMで見るGdbG
- 平均BPMが148周辺の2013以前と、155周辺の2014以降とで明確にトレンドが分かれています。
- これは2014で現在のGdbGのスタイルが確立したということ…というワケでもなさそうで、実はBOFの方も2013に平均BPMが10上がっています。それに追随して自然に上がったと考えられます。
- GdbGの動きは1年遅れなので、むしろ2013の異端っぷりが浮き彫りになりました。
- 2015は異常に速いです。
- 歴代最速、BPM410の楽曲が存在するのがこの年です。
- [Buuuuuuurstraffic (extended mix)]
- もっとも、該当曲を抜いて計算しても平均BPMは165なので、例年より異様に速い曲が揃っているのは確かです。
- 歴代最速、BPM410の楽曲が存在するのがこの年です。
- 今年(2021)は歴代2位の平均BPMの高さになっています。
- ちなみに全収録曲の平均BPMは154.52、中央値は150です。
BPMで見るGdbG - ヒストグラム版
- 2013以前はBPM120~150台がボリュームゾーンになっている一方で、2014~2017はBPM170台にピークがあります。
- 2014~2017はBPM170台にピーク
- これは平均BPMの動きとも対応しています。
- 最近は年ごとにピークが変動していて、今年(2021)は130~150台、170~180台の2つの山を持った分布になっています。
ジャンルで見るGdbG
- “trance”と”core”の動きに時代を感じます。
- 広いカテゴリとはいえ、1ジャンルがBOFの20%近くを占めているのはすごいですね。
- “pop”と”house”は安定して10%前後存在し、BOFの割合より多めです。(スタッフの贔屓でしょうか?)
- 出現頻度上位の単語では、”future”の存在が目立ちます。GdbGでもBOFでも2014から登場した、比較的新しいジャンル用語です。
Rank | Word | Freq. |
---|---|---|
1 | pop | 51 |
2 | core | 50 |
3 | house | 45 |
4 | trance | 36 |
5 | electro | 31 |
6 | j- | 28 |
7 | hard | 25 |
8 | techno | 23 |
9 | bass | 21 |
10 | tech | 20 |
10 | future | 20 |